授業の目的
1.災害発生時における現場救護所の設営や運営に必要な組織的な運営、各役割について理解する。
2.シミュレーションや演習を通して、災害急性期の看護活動に必要とされる基本的な判断力、救護技術、心構えと態度、行動力を習得する。

到達目標
1.赤十字救護班の派遣体制の基本について理解する。
2.災害現場を想定したシミュレーションを通して、状況の情報収集から必要な救護活動のアセスメントができる。
3.避難所の運営に必要な知識・技術を習得することができる。
4.広尾地区を知り災害ハザードに気づくことができる。
5.災害急性期に果たす役割を理解することができる。

学習の進め方
「AL]
1.プログラムはトリアージ、救護技術、図上訓練と段階的に参加型で進める。

スケジュール:学習内容・方法・担当教員

No 内容 形式 教員
1 オリエンテーション、目標設定のグループワーク、映像トリアージの演習
事前学修:[15分]災害看護論Ⅰ授業資料に目を通し、A4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]授業の配布資料を読み返す
講義・演習 織方、赤井
2 救護技術演習①規律行動訓練、無線機、自家発電機の取り扱い等
事前学修:[15分]DIGに関する参考書を読み、A4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]地区探索を行い、発表資料を制作する。
演習 日赤東京都支部、角田、赤井
3 救護技術演習②担架、簡易ベッド、救護テントの設営等
事前学修:[15分]事前配付資料を読みA4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]授業の配布資料を読み返す
演習 日赤東京都支部、角田、赤井
4 救護技術演習③トリアージ
事前学修:[15分]事前配付資料を読みA4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]授業の配布資料を読み返す
演習 日赤東京都支部、角田、赤井
5 避難所運営技術(HUG)①
事前学修:[15分]事前配付資料を読みA4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]授業の配布資料を読み返す
演習 織方、内木、赤井、野口
6 災害図上訓練(DIG)①講義
事前学修:[15分]事前配付資料を読みA4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]発表資料を作成する
講義・演習 織方、内木、赤井
7 災害図上訓練(DIG)②地区探索
事前学修:[15分]事前配付資料を読みA4用紙1枚程度にまとめる
事後学修:[15分]発表資料を作成する
演習 織方、内木、赤井、野口
8 災害図上訓練(DIG)③発表
事前学修:[15分]発表資料の作成準備を行う
事後学修:[15分]発表資料を修正し、課題レポートを作成・提出する
演習・討論 織方、内木、赤井

教科書
各プログラムに必要な資料を作成し授業中に配布する。

参考書、参考資料等
浦田喜久子他、系統看護学講座 災害看護学・国際看護学 第3版 医学書院 (2016)

フィードバックの仕方
発表のフィードバックは、授業の中で行っていく。また、課題レポートのフィードバックの詳細は、後日ポータルで連絡する。

他の授業科目との関連
1年次の災害看護論Ⅰで学んだ「災害急性期看護の基本」、4年次で学ぶ災害看護論Ⅱの「地域で暮らす被災者の支援のあり方」、2年次後期で学ぶ災害看護活動論Ⅱによる「被災者と救援者のこころのケア」、3年次で学ぶ「被災者の健康生活の支援」が、演習を通して災害急性期の傷病者の援助を学ぶ上で本活動論に関連している。

成績評価の仕方
1.課題レポート50% 2.プレゼンテーション40% 3.小テスト10%

オフィスアワー・研究室等
授業開講日の 17:00~18:00
野口(403研究室)、内木(406研究室)、角田(410研究室)、織方(554研究室)、赤井(555研究室)

受講上の注意事項
アセスメントの元となる知識の習得だけでなく、技術や心構え、行動化まで習得できるようなプログラム構成や企画を立案している。参加度、チームワーク、話し合いが重要となる。傷病者体験をすることで傷病者のこころの状態の理解にも努める。