授業の目的
成人期にある人々の健康にかかわる能力が発揮されるように、対象者の健康レベル(発症前期、急性期、慢性期、リハビリ期、エンドオブライフ期)に応じた看護援助を行うことができる。

到達目標
1.対象者をライフサイクルの中に位置づけ、常に発達する存在として捉えることができる。
2.成人期にある個人の健康レベルを踏まえて、身体的、心理的、社会的に捉えることができる。
3.計画した看護援助を、対象者の状況に合わせて実施し、評価することができる。
4.成人期にある個人の意思を尊重し、専門職者としての行動をとることができる。
5.対象者をとりまく人々と連携し、看護の場で生じる様々な葛藤を建設的に解決するよう努力する。
6.学生として責任のある行動をとり、主体的に学びを深めることができる。

学習の進め方
1.学内演習・学習:実習の開始前および実習期間中に、学内演習・学習日を設ける。ここでは、病棟実習での目標を達成するための実習計画を立案し、実習に必要な事前知識や技術を学び、実習に生かせるようにする。また、実習での学びをまとめるための学習に活用する。
2.病棟実習:入院中の患者を原則として1~2名担当し、看護過程を用いて、対象者の健康レベル(発症前期、急性期、慢性期、リハビリ期、エンドオブライフ期)に応じた看護援助を行う。対象者のケアを通して、チーム医療の一員として、看護ケアに取り組むことをめざす。
3.ケース発表・レポート:ケース発表では、実習での学びを振り返り考察する。レポートでは、ケース発表をさらに発展させる形で学びを深める。
4.評価面接:学生が記載した実習自己評価表をもとに、学生と教員とで評価面接を行う。実習での学びと課題について振り返る機会とする。

スケジュール:学習内容・方法・担当教員
実習期間:3週間
実習場所:日本赤十字社医療センター、武蔵野赤十字病院、大森赤十字病院、横浜市立みなと赤十字病院
     (詳細は実習要項を参照のこと)

教科書
吉田みつ子・本庄恵子編著(2013).写真でわかる実習で使える看護技術第2版.インターメディカ.

参考書、参考資料等
川島みどり監修(2007).学生のためのヒヤリ・ハットに学ぶ看護技術.医学書院.
村上美好監修(2010).写真でわかる看護のためのフィジカルアセスメント.インターメディカ.

他の授業科目との関連
4年次前期の応用看護学特論Ⅰ①(チーム医療)を履修することが望ましい。
レベルⅢ実習履修に必要な科目の修了試験受験資格を有していること(「履修の手引き/シラバス」の実習について:履修要件を参照のこと)。

成績評価の仕方
1.全体像ケアプラン検討・ケース発表20% 2.ケースレポート20% 3.カンファレンス参加度等の実習の取り組み30% 4.実習目標達成度 30%

オフィスアワー・研究室等
実習中に設けてある学内演習・学習もしくは自己学習日はオフィスアワーとする。具体的な時間と場所は、実習開始後に担当教員より提示する。尚、実習全般に関する相談は、本庄(442研究室)、三浦(443研究室)まで、連絡してください。

受講上の注意事項
原則として、実習オリエンテーションを遅刻・欠席した者は、実習の履修ができなくなるので注意すること。