授業の目的
さまざまな健康レベルの老年期にある個人とその家族を対象とし、対象の顕在的・潜在的能力が最大限に発揮されるよう、看護援助を実践できる。

到達目標
1.老年期にある人を、環境との相互作用によって変化する個別的で複雑な発達の過程であると捉えることができる。
2.老年期にある人の加齢および疾患などにより生じた健康障害について説明できる。
3.老年期にある人が、それぞれの価値・信念に基づいた生き方を選択でき、充実した生活がおくれるよう、看護援助を実践することができる。
4.老年期にある人とその家族を、常に相互作用し合いながら変化する一つのシステムとして捉えることができる。
5.老年期にある人がおかれている我が国の保健医療福祉システムについて説明できる。

学習の進め方
1.施設実習:入所中の高齢者を原則として1名受け持ち、看護過程を用いて看護援助を行う。受け持った高齢者の健康や生活に関する情報をもとにアセスメントを行い、健康問題を明らかにし、高齢者の意思、価値観、日常生活を尊重した看護援助を実施する。
2.ケース発表・レポート:ケース発表では実習での自らの看護について振り返り考察する。レポートでは、発表での他者からの質問、意見をもとにさらに内容を深め発展させる。
3.評価面接:学生の自己評価表をもとに学生と教員との個別面接を行い、実習での学びと課題について振り返る。
※詳細は、実習要項を参照のこと。

スケジュール:学習内容・方法・担当教員
実習期間:3年次7月~翌年2月までの間で2週間行う。
実習場所:日本赤十字社総合福祉センター、介護老人保健施設ばらの園、介護老人福祉施設きのこ南麻布他
*詳細は実習要項を参照のこと

教科書
川島みどり監修 老年看護学 看護の科学社

参考書、参考資料等
必要であれば、適宜実習中に配布する。

フィードバックの仕方
実習記録やレポートは翌年度4月までには返却する。

他の授業科目との関連
発達看護学概論(老年期)、発達看護学Ⅲ①、②、健康レベル別看護学演習Ⅱ(老年看護学)の内容をもとにして実践を行い、4年次で行われる看護学総合実習(老年看護学)につながる内容である。

成績評価の仕方
1.実習への参加と態度20% 2.発表10%3.ケースレポート20%4.自己評価表50%

オフィスアワー・研究室等
自己学習日の木曜日12:30-13:00坂口(414研究室)、千葉(429研究室)、清田(431研究室)、江見・渡邊(450研究室)

受講上の注意事項
1.実習オリエンテーションを連絡なしに欠席した場合、原則として実習をすることはできない。
2.自己の健康管理に留意し、体調を整えて実習に取り組むこと。
3.学外実習での基本的マナー(実習開始時刻、服装、挨拶等)を遵守し、節度を持って主体的に実習すること。