授業の目的
健康障害をもつ人を対象とし、援助的人間関係を発展させる。
看護過程を用いて対象となる人を全体論的に捉え、対象者の健康にかかわる能力が発揮されるよう、看護援助を行うことができる。

到達目標
1.対象者との援助的人間関係を発展させる。
2.対象者を尊重し、権利と尊厳を守るための課題に気づくことができる。
3.看護アセスメントを行い、全体像を捉える。
4.看護援助を計画することができる。
5.援助を対象者の状況に合わせて実施し、考察することができる。
6.学生として責任のある行動をとり、主体的に学びを深める。
7.対象者をとりまく人々と連携し、より良い方策を考えることができる。

学習の進め方
1.学内学習:実習の開始前、および、実習期間中に学内学習日を設ける。ここで、実習に必要な事前知識や技術を学び、実習に生かせるようにする。また、看護過程の展開にあたっての個別指導やグループ指導を受けることができるので、自己の学習状況に合わせて主体的に活用し学習をすすめること。
2.病棟実習:入院中の患者を原則として1~3名担当し、看護過程を用いて看護援助を行う。援助的人間関係を発展させながら、患者一人ひとりに合わせた看護を実施し振り返りを行う中で、学びを深める。毎日開催されるカンファレンスでは、グループダイナミクスを生かしながら、学びを共有し深めていく。
3.ケース発表・レポート:ケース発表では、実習での学びを振り返り考察する。レポートでは、ケース発表を発展させる形で学びを深める。
4.評価面接:学生が記載した実習自己評価表をもとに、学生と教員とで評価面接を行う。実習での学びと課題について振り返る機会とする。

スケジュール:学習内容・方法・担当教員
実習期間:5週間
実習場所:日本赤十字社医療センター、武蔵野赤十字病院、大森赤十字病院、横浜市立みなと赤十字病院
     (詳細は実習要項を参照のこと)
担当教員:教員1名につき1グループ5~6名を担当し、直接実習指導を行う。

教科書
吉田みつ子・本庄恵子編著(2013).写真でわかる実習で使える看護技術 改訂第2版.インターメディカ.

参考書、参考資料等
川島みどり監修(2007).学生のためのヒヤリ・ハットに学ぶ看護技術.医学書院.
村上美好監修(2010).写真でわかる看護のためのフィジカルアセスメント.インターメディカ.

他の授業科目との関連
レベルⅡ実習履修に必要な科目の修了試験受験資格を有していること(「履修の手引き/シラバス」の実習について:履修要件を参照のこと)。
看護援助論Ⅰ(看護過程)で用いた書式にて、受け持ち患者の看護過程を展開します。

成績評価の仕方
1.全体像発表・ケース発表 20%  2.課題レポート 20%  3.カンファレンス参加度等の実習の取り組み 25%
4.実習目標達成度 35%  (詳細は、実習要項を参照のこと)

オフィスアワー・研究室等
5週間の中で、各週に学内学習もしくは自己学習日を設けており、その日はオフィスアワーとする。具体的な時間と場所は、実習開始後に担当教員より提示する。尚、実習全般に関する相談は、守田(413研究室)、鶴田(416研究室)、佐々木(436研究室)、本庄(442研究室)まで、連絡してください。

受講上の注意事項
原則として、実習オリエンテーションを遅刻・欠席した者は、実習の履修ができなくなるので注意すること。