授業の目的
人々の健康を促進するために必要な日常生活行動の援助技術、診療の補助に関わる援助技術について学習し、援助技術を通して相手をケアすることを学ぶ。

到達目標
1.援助技術を実践するために必要な知識と方法を説明することができる。
2.臨床の様々な状況のなかで、どのように看護技術が展開されるのか、看護師、患者の役割を体験しながら学ぶことができる。
3.体験的に学んだ内容を表現することができる。
4.援助技術を用いて相手をケアすることを学び、看護を実践する基礎的な能力を身につけることができる。

学習の進め方
1.前回の振り返り:事前学習あるいは前回の講義での質問などを中心にディスカッションを行う。
2.授業の展開:講義にて、看護技術を実践するために必要な知識を確認する。技術的な側面は教員によるデモンストレーションやDVD視聴で示す。学生自身がそのプロセスのなかで気が付いたり感じたり考えたりしたことは、ショートディスカッションを何度か行うことで理解を深める。
3.演習:基本的手技について、患者役、看護師役、ガイド役などを交代しながら行う。グループ内で考えながら展開し、演習の最後には全体でディスカッションの時間を設け体験を共有する。
4.振り返り:演習ノートを記入することで、授業内で体験的に学んだことを振り返り、整理する。

スケジュール:学習内容・方法・担当教員

No 内容 形式 教員
1 清潔の援助 概論
事前学修:[30分]1週間前に提示された事前課題に取り組む
事後学修:[30分]演習記録および振り返り課題に取り組む
講義 殿城
2 清潔の援助①<技術演習:寝衣交換>  
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 内山
3 清潔の援助①<技術演習:寝衣交換>  
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
4 清潔の援助③<技術演習:陰部洗浄>
罨法、 ヒヤリハット

事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 内山、殿城、樋口
5 清潔の援助③<技術演習:陰部洗浄>
罨法、 ヒヤリハット

事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
6 清潔の援助②<技術演習:部分浴(洗髪・手足浴・爪切り)>   
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 殿城
7 清潔の援助②<技術演習:部分浴(洗髪・手足浴・爪切り)>   
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
8 清潔の援助③<技術演習:全身清拭>  
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 殿城
9 清潔の援助③<技術演習:全身清拭>
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
10 感染予防に関する援助技術② 滅菌・消毒・無菌操作
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 酒井
11 感染予防に関する援助技術②<技術演習:無菌操作>
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
12 排泄に関する援助技術② 導尿
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
講義および演習 内山
13 排泄に関する援助技術②<技術演習:導尿>
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員
14 後期技術総合演習
事前学修:[30分]前週に配布された事前課題に取り組む
演習 全員
15 後期技術総合演習
事後学修:[60分]①演習記録および振り返り課題に取り組む ②技術の反復練習を行う
演習 全員

教科書
1.写真でわかる基礎看護技術アドバンス 吉田みつ子・本庄恵子監修.インターメデイカ.2016.
2.ナーシンググラフィカ 基礎看護学③ 基礎看護技術 第6版.志自岐康子他編.メディカ出版.2017

参考書、参考資料等
1.学生のためのヒヤリ・ハットに学ぶ看護技術.川嶋みどり監修.医学書院.2007
*資料は適宜配布

フィードバックの仕方
1.事前課題は授業中に活用する。
2.提出された演習記録は、必要時コメントを記載して返却する。
3.演習記録に記載された内容について、次回授業時に振り返りを行い、共有する。

他の授業科目との関連
1.この科目は看護援助論実習[レベルⅠ]の履修要件になっている。
2.看護技術論Ⅲ(基礎看護技術①)、看護技術論Ⅲ(基礎看護技術②)、看護技術論Ⅲ(基礎看護技術③)で一連の基礎看護技術を学ぶ。

成績評価の仕方
演習記録10% 技術チェック30% 筆記試験60%

オフィスアワー・研究室等
オフィスアワー:開講日の12:10~12:40(第2実習室)
技術オフィスアワー:開講期間中に実習室に教員が待機する時間を設ける(技術の練習や質問など自由に行うことができる)。詳細な日程は1回目の授業時間内に提示する。
研究室:殿城(453)、樋口(411)、内山(439)、酒井(437)

受講上の注意事項
基本的にすべて実習ユニフォーム・実習靴で行う。